もうすぐ新年、年賀状を考えてみました
12月1日です。
いよいよ、本年も最後の月になりました。
一ヶ月後は年賀状が届く日です。
年賀状とはどんな構成なのか調べてみました。
<構成>
賀詞(がし)+芳情(ほうじょう)+交誼(こうぎ)+日付
賀詞:あけましておめでとうございます 謹賀新年 など
芳情:旧年中は大変お世話になりました
旧年中は格別のご指導を賜り、厚く御礼申し上げます など
交誼:本年もなにとぞよろしくお願いいたします
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしております など
日付:平成24年元旦・2011年1月1日 など
文体は、句読点はつかいません(表彰状の文面と同じ意味でしょう)
賀詞バリエーション・・・
<四文字の賀詞例>
謹賀新年:謹んで新年のお喜びを申し上げます
恭賀新年:うやうやしく新春のお喜びを申し上げます
謹賀新春:謹んで新春のお喜びを申し上げます
恭賀新春:うやうやしく新春のお祝いを申し上げます
敬頌新禧:うやうやしく新年のよろこびをおたたえ申し上げます
慶雲昌光:めでたき雲に美しい日の光
瑞祥新春:(瑞祥)おめでたいことが起こる前兆という意味、似た言葉は吉兆?
永寿嘉福:長い間(長生き)、幸せでありますように
長樂萬年:字のまんま
春風献上:字のまんま
<二文字の賀詞例>
賀正 :正月を祝う
賀春 :新年を祝う
頌春 :新年をたたえる
迎春 :新年を迎える
慶春 :新年をよろこぶ
寿春 :新年を祝う
初春 :新しい年、年の初め
新春 :新しい年
「賀」が含まれる賀詞は相手に対してお祝いを伝える。
「春」が含まれる賀詞は「すぷりんぐはずかむ」(昔は立春ごろに元日が巡ってきたから)。
震災の翌年で「おめでたい」使いにくいですかね?
何となく、これでしょうか?
頌春
瑞祥新春
敬頌新禧
敬頌新禧の分解例は・・・
「敬」(つつしんで)
「頌」(ほめたたえる)
「新」(新しい年が迎えられて)
「禧」(よろこび)
「つつしんで、新年のよろこびをほめたたえ申し上げます」
「禧」という字のよろこびというものが、「神(天)から授かる幸せ・恵み」を言う解釈あります。
天を自然からと解釈すると・・・
解釈例として
「世界中(生き物みんな)が、 平和で幸せな新しい年でありますように・・・」
※写真はイソヒヨドリの男の子!