紀尾井町のお濠のカモ
本日は珍しく、弁慶濠にハシビロガモがいました。
近くで羽繕いをしていましたので・・・紀尾井町らしい雰囲気のショットを頂きました。
紀尾井町と紀伊国坂に挟まれたところにある弁慶堀は江戸城の外堀でした。
四ッ谷より南の外堀は溜池を含めそのほとんどが埋め立てられ、外堀通りへと姿を変えてしまいましたが、かろうじて残っているのがこの弁慶濠です。
濠の名前はこの掘を掘った寛永年間(1624-43)、江戸城普請の大工の棟梁で名土木技師として知られた弁慶小左衛門に由来します。
弁慶濠には、弁慶橋が架っています。
この橋は、明治22年(1889年)2月28日に長さ約50メートル巾7.2メートルで開通しました。
中央部が幾分盛り上がったアーチ型の木の橋に似せて作られた石橋で、両脇の欄干には玉ねぎの形をした青銅(からかね)製の擬宝珠(ぎぼし)といわれる飾りが付けられた橋です。
現在、耐震補強の工事中です。
※ 通勤の友セットで撮影:E-620+ED70-300mm F4.0-5.6
(夕方の日陰でしたの・・・辛いです!)