三宅で忍音:ホトトギス
目には青葉山ほととぎす初鰹:松尾芭蕉とは同門で、親交があった山口素堂の句です。
そして、素敵なのは、掟破りの季語3連発なのです!
けたたましい声で「キョッキョッ キョキョキョキョ!」と島中に響きそうな声で鳴いていました。
ホトトギスは、俳句や文学でも多く出て来ますd(^-^)ネ!
昔は、その年に初めて聞くホトトギスの鳴き声を忍音(しのびね)と呼び、珍重されたようです。
『枕草子』ではホトトギスの初音(忍音)を人より早く聞こうと夜を徹して待つ様が描かれています。
私の忍音は三宅島でした(笑)。
そっと、仕事と仕事の間の弾丸日帰り鳥見なので、「忍音」とは、何とマッチする響きか・・・
※「青葉・ほととぎす・初鰹」はいずれも夏の季語