心房細動カテーテルアブレーション
昨日、入院し手術をおこないました。
不整脈と言いっていたもんは、「心房細動」というものでした。
このままだと、脳梗塞の危険性が高いということで、心臓内を焼くことになりました。
足の付け根の静脈から電極カテーテルを心臓内に挿入し、頻拍の原因となっている異常興奮の発生部位や電気回路において、カテーテルの先端電極から高周波電 流を流して、その部分を焼灼(しょうしゃく:アブレーション)するという治療法です。
まず大切なのは、専門病院の腕の良いお医者さんを見つけことです。
これは、ご近所の風邪等でご厄介になっている主治医先生のチョイスから始まります、腕より人脈のひろいご近所医者が重要です(専門医人脈こそが腕です)。
次に、紹介して頂いた先生を100%信じる(もしくは信じる医者を探す)。
手術方法は、全身麻酔をしてくれる所を選ぶ事が重要です。
一番痛いのは、尿道に管を入れる時と抜く時です。
全身麻酔だと、入れる時は麻酔で意識が無く、痛みが無いです。
ですから、尿道から管を抜くのが最大の痛みです(今朝でした)。
都会では最近この手術に管を入れない病院もあるようですので、そのチョイスが良いと思います。
そして、それから夕方まで数回の排尿にも痛みがあります。
徐々に、痛みは無くなります。
後、私の場合は、手術中2回ほど、心臓の激痛で目覚めました。
お医者方の顔も覚えていますが、直ぐにまた眠りにつきました。
しかし、「痛い!」と叫んだ記憶があります?
そのほか、身体に貼る粘着テープが強力です。
お腹は粘着剤でかぶれて痒く、軟膏を頂きました。
また、点滴の固定テープを剥がした際、1cm角ほど皮膚が剥がれ、絆創膏が貼ってあります。
手術は3時間程で終了です。
ベッドで目覚めます。
どこも痛くなく、変な感じです。
そして夜中に、呼吸を深くすると心臓が痛く感じました。
朝には、その感覚もなくなり深呼吸も出来るようになりました。
現在、時間を持て余してブログを書いてます(笑)。
体温が37.7度で、上昇してきましたので、安静に眠ることにします。
翌日(退院日)は、37.1度でした。
心臓が本来のパワーに戻ったので、血圧が少し上がりました。
この病気の患者さんは、多いようで手術まで4ケ月待ちでした。
また、費用は社会保険で事前に限度額適用認定証を申請して精算をしました。
2泊3日の入院で、58,000円をクレジットで支払って帰宅しました。
一枚目の写真が、手術後の波形、2枚目は、手術以前の波形です。