都会が「冬ねぐら」化?:ムクドリ 2017-02-20 その昔、ムクドリは、畑の害虫を食べる益鳥として親しまれてきた。ムクドリはスズメ目で体長25センチ程度。春先から初夏に繁殖し、夏から秋にかけて若鳥を加えて集団でねぐらを作る習性がある。近年、都会ではフンや騒音の問題が各地で発生している。これは、ビルが立ち並んで人が多い場所は、天敵の猛禽類などが寄りつかず、身を守るのに適している環境であるのが一因と思われる。都会が「冬ねぐら」化してきている。人と鳥との共存共生の道は、いずこに。