「嫌がらせ」で共存するチゴガニ

「嫌がらせ」で共存するチゴガニ


甲幅が10mm足らずのチゴガニ
「嫌がらせ」という共存
縄張りが重なる仲間の巣穴のそばに、泥を盛り上げた「バリケード」を築く。
少しだけ攻撃し、相手が巣穴に逃げ込んだ所で、上から泥をかぶせてふたをする。
バリケードもふたも嫌がらせで、実は簡単に乗り越えたり取り除いたりできる。
しかし、やられた側はそうはせず、その後、相手の縄張りを避けるようになる。

仕掛けるのは決まって体の大きいカニの方。
多くの動物は、縄張り争いで、強者が力ずくで弱者を倒す。
しかし、チゴガニは「嫌がらせ?」をするだけ、どちらも傷つかずにコトは収まる。

また、一部の雄は、繁殖期に、工夫?した行動をするものがいる。
通常は、はさみをリズミカルに上げ下げするダンスで雌の気を引き、
自分の巣穴に導くが、中には雌をうまく誘えない雄もいる。

そんな時・・・
はさみを上げたまま雌の周りを急に回ったり、巣穴からいったん離れた後、雌に向かって突進したりする。
すると雌は外敵と勘違いし、雄の巣穴にうっかり逃げ込んでしまう。
だましの戦術(笑)、雄はすかさず自分の巣穴に入ってペアになる。
正攻法ではないが、特に嫌われるわけではなく、雌の獲得率は通常の方法に比べても遜色ないらしい。

6 Comments

けいちゃん  

No title

birdingさん、おはよー(^0^)/
嫌がらせみたいな自己主張なんですネ。
小さなカニも 色々工夫して生きているんですネ~

2016/06/20 (Mon) 07:11 | EDIT | REPLY |   

birding  

No title

> けいちゃんさん
コメントをありがとうございます。
狭い場所で、密集して生息している知恵?ですカネ?
多種のカニも混在していますし、色んな環境条件が複雑に絡み合って
こんな方法が、生まれて引き継がれているのかも知れませんd(^-^)ネ!

2016/06/20 (Mon) 11:50 | EDIT | REPLY |   

mod*k*_520  

No title

相手を傷つけない程度の嫌がらせで縄張り主張。
人の世界もこうだと戦争は起きませんね!
虫に見習うことは多いです。
上手くメスを巣穴に誘い込むテクの方は微妙ですね(笑)

2016/06/21 (Tue) 10:05 | EDIT | REPLY |   

birding  

No title

> mod*k*_520さん
コメントをありがとうございます。
人間以外は、ダイレクトに環境に依存し、対応しないと絶滅ですよね。
人間は、しぶといです。
そのしぶとさを、多くの生命体と伴に共存していくコトに、少し使っていければ良いのですが・・・
何もできない私は、未来の預かり物を、少しでも現状維持できればと思っています。
そして、今を記録することが大切だと思います。
たいしたことはできませんが、未来の素晴らしい人類が生まれたときのために・・・

2016/06/21 (Tue) 22:07 | EDIT | REPLY |   

kenz  

No title

チゴガニのことに詳しいですね。
今回初めてチゴガニのこと知りました。☆

2016/06/22 (Wed) 06:32 | EDIT | REPLY |   

birding  

No title

> kenzさん
コメントをありがとうございます。
干潟の生き物の生態、面白いですよ。
カニは、静かにたたずんでいると、周りを走り回りますので、
楽しいです。
機会があったら干潟に出かけてみてください。

2016/06/22 (Wed) 09:18 | EDIT | REPLY |   

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