干潟のロマンス

干潟のロマンス







本日、自然観察指導員、三重連絡会の干潟の生物の観察会に出かけました。
曇り空で、干潟日和でした。(終了後は豪雨!)

・干潟で熱き抱擁の二人
・オレンジのハマボウ(黄色はよく見ますが・・・オレンジ!!)
・貝もおだてりゃ木に登る
・360度警戒中
・赤いセクシーな御御足
・干潟戦略兵器
そんな、たのしい干潟観察でした。

ここ数年、三重県各地の河川の護岸改修工事が多くおこなわれ、川の流速が
変化し、干潟に砂が多く入り込み、干潟環境が変化しつつあります。
これは、生息するカニの種族と数量によってわかります。
干潟の軟泥質の環境が減少し、砂泥質が広がりつつあります。
このまま進むと、干潟の葦原の減少も考えられます・・・
干潟の生態系の頂点の鳥類(シギや千鳥)にも影響が出るかもしれません。
今後、ご近所干潟を、定期的に観察していくこととしたいと思います。

2 Comments

マンボウ  

No title

軟泥質から砂泥質へ変わりつある原因は何なんでしょうね。干潟に注ぐ河川の土手をコンクリート護岸にしたとかでしょうか? この数年、私のフィールドの干潟に注ぐ川も、護岸工事をやったり、干潟の周りの葦原を埋め立てたりと生態系の破壊が進んできています。政権や自治体の首長が馬鹿だと、ろくな事をしませんね。 削除

2016/06/19 (Sun) 18:23 | EDIT | REPLY |   

birding  

No title

> マンボウさん
コメントをありがとうございます。
護岸工事によって、水の流れはスムーズ二なり、流速がアップして、微細な泥は、沖にまで運ばれます。
河口の湾内の潮の流れは複雑だそうですが・・・
それが、いずれ潮と伴に河口に集まり、干潟を形成する様です。
近年は、泥でなく砂が多くなり、昔は歩けない泥干潟が、砂泥質に変わって来たようです。
それを実証するかのように、干潟は歩きやすくなり、砂泥質を好むカニ達が大繁殖をして、干潟のカニ分布が変わろうとしているようです。

2016/06/20 (Mon) 00:09 | EDIT | REPLY |   

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