黄色の識別:カワウ
仕事の前に、チョット谷津干潟に・・・
カワウの足下に、幸せの黄色いハンカチが?
2010年4月6日:谷津干潟にて
<追加情報01:2010年4月8日>
カラーリングは(5E6)
このリングは、2007年4月16日に市川市行徳鳥獣保護区にあるコロニーで、巣内のヒナに装着したものです。
巣立ち後、これまでに9回の観察記録があり、最初の1回目は行徳コロニー内でしたが、他はすべて谷津干潟で、毎年6~9月に断続的に記録されています。
4月の記録は初めてで、10回目の今回は1086日目です。ここがお気に入りの休息地のようです。
多分、3歳なので、生まれた行徳コロニーに住んで、子育てもしているものと思われます。
カワウ標識調査グループ(JCBG)さまより、メールにて上記情報を頂きました。
<追加情報02:2010年4月9日>
山階鳥類研究所 保全研究室では、環境省から委託を受けて、鳥に足環をつけて放鳥する
「鳥類標識調査」を実施しています。
この調査は、足環のついた鳥を再発見することによって野鳥の渡りの経路や寿命等、
鳥の基礎的生態の解明に役立つものです。
この度発見されたカワウには、写真のカラーリング以外に環境省の足環が装着されています。
当研究所では、この環境省の足環番号で標識鳥全てのデータを管理しております。
福田氏が装着したカラーリング(黄色 5E 6)より、この鳥に付けた環境省の足環番号を
特定できましたので、下記回収情報を基に、標識鳥の一般回収として「標識鳥回収記録」を
作成しデータとして登録致します。
山階鳥類研究所 保全研究室さまより、メールにて上記情報を頂きました。