玄鳥至:つばめきたる
本日4月5日は、玄鳥至(つばめ、きたると読みます)。
つばめが南からやってくる頃をいいます。
伊勢には、3月末ぐらいから沢山訪れています。
つばめの餌は飛行する昆虫で空中で捕食します。(大人のつばめは飛びながらしか餌を獲らないようです)
そのため翼が大きく、飛行に適した細長い体型をしています。
飛びながら餌を獲る鳥はほかにもいますが、つばめはずっと飛び続けながら餌をとります。
そこがつばめのスゴイところです。
空中には、人間が想像する以上に小昆虫が飛び交っていることが分かってきました。
けれども、秋になると虫が極端に少なくなるので、南方へと飛び立って行くのです。
つばめは時速は50~200kmです。
全長約17cm。
黒い羽色は艶やかで、のどと額が赤く、腹は白く、燕尾状に割れた長い尾を持っています。
人が?このデザインを真似たのが燕尾服ですね。
巣は、泥と枯草を唾液で固めてつくります。
民家の軒先など、人が住むにぎやかな場所に営巣する習性がありますが、これは、天敵であるカラス等が近寄りにくいからだと考えられています。