唇をのばすベニシジミ
暖かな日差しの中、ベニシジミやアゲハチョウ、モンキチョウなど
公園などでたくさん見かけるようになりました。
花もないのに、口吻(こうふん)をのばすベニシジミさん
長いですね・・・触覚より長いかも?
口吻の長さは蝶の種類によってまちまちで、それぞれ関係している食物(花など)によって変わります。
スズメガの仲間ではこれが顕著に現れる種類がいて、自分の体長より長い口吻を持つものもいます。
口吻は伸ばしたり、巻いたり自在ですが、伸ばしたときに口吻が曲がる場所は決まっていて、その場所を屈折点(くっせつてん)とよびます。
蝶が花の蜜を吸うときにこの屈折点から下が前後に動いて蜜を探す行動を見ることができます。
この写真でも、真ん中当たりがそうなのかな?
※吸収管(きゅうしゅうかん)、口吻(こうふん)とも呼ぶようです。