吹雪の中の野鳥観察、そして木造阿弥陀如来立像

吹雪の中の野鳥観察、そして木造阿弥陀如来立像


横山ビジターセンターの自然観察会;冬の野鳥観察会(伊勢市矢持町)に参加して来ました。
朝から、吹雪の中をバイクで・・・平家の里:矢持町に向かいました。
矢持の集合場所で受付をしたら、使い捨てカイロを2個頂きました。

吹雪の中で、トラツグミ、ルリギタキ、ジョウビタキ、シロハラなど11種と出会いました。
ほぼ半年ぶりに自然観察会に参加させて頂きました。
その地方の状況がわかり、有意義でした。

伊勢、矢持町も過疎化で水田などが無くなり、かえるやヘビなどが少なくなりサシバなどが
激減しているそうです。
また、野鳥の数も激減しているそうです。
人がデザインする里山、そこでの暮らしが自然環境の生物にも大きく影響を与えている・・・
吹雪の中、色々と考えながら小川の横を歩きました。

また、重要文化財:木造阿弥陀如来立像も拝見させて頂きました。



※ 壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた清盛の10男、平知盛は自害したとされています。
しかし、この地域には、平知盛は平家の再興を願い、伊勢平氏の所縁により外宮の長官・横地光忠の保護を受け、前山から険しい鷲嶺(しゅうれい)を越え、伊勢市矢持町周辺に落ち延び、再起をはかるために隠れ住んだと伝えられています。
墓地に御堂をたて知盛の菩提を弔ったのが知盛山久昌寺で、寺伝によると建久元年(1190)平知盛の草創とされ、本尊である阿弥陀如来像(重要文化財)の胸板裏には、承久3年(1221)の墨書銘があります。
(参考:中日新聞 平成22年2月6日)

伊勢市矢持町の野鳥

4 Comments

けいちゃん  

No title

birdingさん、おはよー(^0^)/
阿弥陀如来さんは、立ち姿がスッとして清清しいですネ。古い仏像が現在まで残っているということに いつも驚きをおぼえます。
自然や生き物、なるべく今のままで存続させていくことのほうが難しい時代になってきました(汗)

2013/02/17 (Sun) 09:05 | EDIT | REPLY |   

birding  

No title

けいちゃん、コメントをありがとうございます。
薄き衣が美しく彫られた、立像でした。
未来への伝承の最先端は、いまも、木と紙と墨なのでしょうね。
そして、私たちの「行い」なのでしょうね(*^_^*)

2013/02/17 (Sun) 10:09 | EDIT | REPLY |   

j_jilow_2nd  

No title

うううん。考えさせられますね。
水田が減ることで(大昔の自然に近づくのに)サシバが減る・・・

2013/02/18 (Mon) 11:24 | EDIT | REPLY |   

birding  

No title

j_jilow_2ndさん、コメントをありがとうございます。
人と自然との関わりは、難しいですよね。

2013/02/18 (Mon) 21:19 | EDIT | REPLY |   

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